桜ちゃんは、スノーボード・ハーフパイプの競技者。
競技者には、当然に守るべきルールがあります。
性別、年齢などをはじめ、プロテクターの着用、使用する道具などなど。
ワックスもその一つ。
海外では環境へ与える影響を考え、フッ素入りワックスを全面禁止。
しかし、日本では微妙な状態。
昨シーズン、SAJに直接確認したところ、『厳密に言うと、SAJの大会において使用は禁止だけど、ソールにフッ素入りワックスを使っているのを確認する術(機械?)がないため、暗黙の了解である。』といった、なんとも言えない回答をいただきました。
で、2021/22年シーズンのスノーボード・ハーフパイプの大会中、選手のみなさんフッ素入りスタートワックスを使いまくり…。
ちなみに、桜ちゃんは未使用。
理由の一つは、ソールにフッ素が残りやすいため、今後完全にフッ素禁止となったら、その板が使えなくなるということ。
でも、一番の理由は『なんか嫌だ』からです。
すごくアバウトな理由ですが、世界のトッププロが使っていないですし、暗黙の了解とはいえ、実際に禁止されているものを使うのは違うかなと。
ということで、フッ素入りワックスの代わりに使えるらしい、VOLA のレース用ワックスを使っていました。
と、超真面目に考えていましたが、2022/23年シーズンは考えが変わるかも。
『何をしても勝ちたい!』とは思いません。
ただ、同じ条件で戦わせてあげたいかな。