2021.1.3 新年初スノーボードは長野県王滝村おんたけ2240!

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正月休みは、どこのスキー場も混雑するため、連休中はずっと仕事をしますと伝えてあったものの、何故か1/3、1/4はお休みとなってしまいました。本当は、ダイナランドのパークが充実してきたようなので、ダイナランドでユース・トライアウトに向けての練習に励むつもりだったのに・・・。コロナウイルスの日々の感染者数が4,000人を超えることもあり、あまり人が多く集まるところには行きたくありません。いくら、衣食住(トイレも風呂も)を車内で済ますといっても、大混雑すると思うのでダイナランドは断念。

ということで、去年コロナウイルスを避けるために利用していた、有名だけど人が少ない”おんたけ2240”へ行く事に決定!!ちょうど、ユース・トライアウトが開催される会場ですし、現在、レール、ボックス、4メートル・キッカーが設置されているとのこと。ネットで調べたところ、去年のようにガチガチなバーンではなく、雪が降っているのでそこそこパウダーもあるらしい。でも、すっごく寒いそうで。

いつものごとく、前日は車中泊で朝から滑る予定。ですが、一つ問題が・・・。ハイエースのエンジンはディーゼルなんですよね。ディーゼルは軽油で走ります。問題はその軽油。極寒の中だと、軽油がシャーベット状になって詰まってしまい、エンジンがかからなくなるんです。でね、燃料が凍結しないように添加剤をホームセンターで購入するつもりだったのですが、近所のホームセンターが正月休み!?仕方がないので、おんたけ2240近くのガソリンスタンドで給油することに(寒冷地では凍結しない3等級の軽油(-30まで大丈夫)が販売されています)。

おんたけ2240まで、高速道路を使っても約3時間・・・負傷中の肩が痛くてしんどい。痛みが首筋まできています・・・。桜ちゃんは呑気に助手席でポケモンを見ているだけ。東海ユース・スノーボード・チームでも発足して、マイクロバスを交代で運転できたら素敵ですねぇ。交通費も安く済みますし。

家から約1時間半、やっと中津川インター出口に着きました。でも、ここからが長い道のり。山道を1時間半かけて進まないといけません。インターを出てすぐにガソリンスタンドがあったのですが、反対車線。目の前の信号はUターン禁止・・・ということで、このガソリンスタンドはスルー。これが大失敗でした。というのも、正月休みだったり、閉店時間を早めたりという感じで、どこのガソリンスタンドも閉まってました。おんたけ2240の駐車場で車中泊の予定でしたが、軽油の凍結の恐れがあるということで、おんたけ2240から約1時間かかる道の駅で車中泊。

朝6:00に目を覚まし、スマホでガソリンスタンド探し。AM7:00オープンのガソリンスタンドを発見し、行ってみるも開いていない。各ガソリンスタンドに電話しても不通・・・。とりあえず、AM8:00にはどこかは開くだろうと楽観視して、おんたけ2240に向けて出発。

いくつものガソリンスタンドを通り過ぎましたが、すべて閉店。おんたけ2240まで後30分、「やばいんじゃね?」と思ったところに小さなガソリンスタンドを発見。AM7:45。閉まっていましたが、ロープが張られていなかったので、とりあえずスタンド内の入り停車。店内入り口のドアに貼り紙がしてあったので読んでみると、「1/3 8:00〜17:00 オープン」と書かれていました。命がつながりました。

AM8:00になると店員さんが出てきてご挨拶。軽油の等級を確認してみると、-30まで大丈夫な3等級とのこと。地元の軽油より20円も高いですが仕方がないですね。でも、20年前にディーゼルのおんぼろハイエースで、-14℃の吹雪の中、白馬乗鞍の駐車場で車中泊をした経験があります。もちろん、軽油は地元三重で入れただけ。他に極寒の中で新潟県のロッテ・アライ・リゾートで車中泊とか。でも、凍結した経験が無いんだよな・・・運が良かった?1人旅なら良いですが、桜ちゃんと一緒なので無茶はできませんからね。

燃料も満タンになり、30分かけておんたけ2240へ。道には薄っすらと雪が積もり、ところどころ凍っている状態。マイ・ハイエースは4WD、当然スタッドレス・タイヤを装着。ということで、時速50Kmで走っても全く問題無し。とはいえ、帰りは下りとなるので怖そう。

おんたけ2240の駐車場に到着。ゲレンデ・センター・ハウス付近はすでに満車状態のため、少し離れた駐車場へ停車。おんたけ2240にしてはお客さんが多めですが、平日の高鷲スノーパークより空いています。高速道路出口からのアクセスの悪さ、付近にコンビニがないなど、利便性が悪いからでしょうか。もし、家から高鷲スノーパークとおんたけ2240までの距離が同じなら、おんたけ2240に来ます。なぜなら、まともに滑れないのに、グラトリっぽいことをしてる人がほとんどいないから。カービング派が多く、中上級者クラスの人が多いので、ぶつかられる心配もあまりないですね。高鷲、鷲ケ岳・・・など、上から下までグラトリっぽいの、なんてことはありません。ちなみにグラトリっぽいのとは、周りを気にせず、急ターン、急停止、スピン(?)、転倒を主とする謎のスノーボーダー。グラトリ上級者の方に「一緒にしないでね。」と言われたので、”グラトリっぽいの”、”グラトリもどき”と言うようにしました。

話が脱線しましたが、再びおんたけ2240について。正月休みということでお客さんは多めですが、リフトを待つというほどではありません。待ち時間・・・30秒くらい・・・今日一番待ったのでこれくらい。むしろ、待ち時間が少なすぎて、滑走回数が多くなりすごく疲れる。嬉しい限りです。

1つ目のリフトを乗ると、すぐのところにワイド・ボックスを発見!でも、周りには他のアイテムは見つからず。そして、さらに上に行くべく2つ目のリフトに乗り込むと、今度は、キッカーとレールを発見!去年キッカーが設置されていた場所と違い、キッカーまでのアクセスが楽チン。昨年は、キッカーを飛ぶと、下のリフトまで降りるか、ハイク・アップするかという、かなり微妙な位置に設置されていました。今回は、リフトで上に行き、滑ってきてレールに入り、キッカーに入りと、良い感じ。

1本目は冷えた体を温めるため、パークに入るのは控え滑るのみ。2本目にパークの前で止まり、「レールやってみ。」と桜ちゃんに言うと、なぜか「怖〜い。」と拒否。ダイナランドで普通にやっていたのに・・・。もう一度尋ねると、「うん。やってみる!」と言い立ち上がると、あっさりとレールをクリア。「怖〜い。」は何だったのでしょうか。そして、次のキッカーはバックサイド180°・・・最初はストレート・ジャンプと伝えたのに、完全に無視。

その後、何度かレール、キッカーにチャレンジしてお昼ごはん。車内で調理したカレーを食べ(レトルト)、トイレに行くと、おんたけ2240でディガーをしている”竹内誠”プロが「有名人と滑れるイベントを開催するので・・・」と宣伝していました。何のことかとスマホで調べると、194channel、永田浩範プロ、伊藤キラプロと滑れる企画だそうで。「これは!」と思いエントリー。お金がいるのかと思ったら無料。他のスキー場ではありえない素晴らしい企画ですね。ちなみに、194channelさんは、インスタグラマー兼ユーチューバーの女子スノーボーダー、永田プロは、2018年Burton Superpipe Sessions(ハーフパイプ)、World Rokie(ハーフパイプ)で世界一、伊藤プロは、全日本ハーフ・パイプ選手権で日本一。

3人の内から一緒に滑りたい方を選んで滑るという企画。世界を目指す桜ちゃんには、やっぱり世界を見て戦い勝ってきた永田プロ。ラッキーなことに、一緒に滑るメンバーは、鷲ケ岳でインストラクターをしていた方と桜ちゃんのみ(パパはのんびり後ろを滑りながら見学?)。

もうね、リフトを降りる姿だけでもプロ。「えっ?スノーボード装着しているの?」と思えるくらい自然な動き。インストラクターの方も超上手い。それにきっちりついていく桜ちゃん。転倒すると左肩が脱臼する恐怖を抱えるパパ。ムチウチのため頭痛がするパパは、終わるまで休憩しているべきかもと思いましたが、プロの滑りが気になってしまい頑張っちゃいました。

まずは、いろいろなターン。前足に荷重をかけたり、後足に荷重をかけたり、テールをスライドさせ左右に振ったり、ヒールに乗ったままオーリー、トゥに乗ったままオーリーなどなど、すごくタメになる練習です。驚いたのは、それに付いて行ってキチンとこなす桜ちゃん。時々転倒したものの、たいしたものです。でも、満身創痍のパパは半死半生。途中でギブ・アップ。パークに到着し、桜ちゃんが永田プロに縦回転系のトリックを希望。その前のレールもさすがで、アラフォーの私にはとてもできない動き。本命のキッカーは、フロント・コーク720(540だったかな?)。改めてプロの凄さを知ることに。

その後、リフトで一番上まで上がり、コブ斜面でのターンの練習などなど、かなり良い練習を教わりました。でも、パパを殺しにきた感じでしたね。「あぁ、ここで転けたらまた脱臼・・・」という思いが常に頭の中にありましたね。また、バランスを取るために腕を使うと、超痛い・・・激痛が脳まで響きます。コブをターンするたびに、ムチウチ状態の首に蓄積されるダメージ・・・。やはり、下で待っているべきでした。「父ちゃん大丈夫〜?」という桜ちゃんの優しさに涙が出そうです・・・桜ちゃん、メッチャ笑ってたけど。

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