はじめてのスケートボード選び

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最初のスケートボード選びは重要です。スケートボードは消耗品なので、長くても5年後にはすべてのパーツが変わっていることでしょう。それでも、やっぱり最初のスケートボード選びは重要です。今後のあなたの成長やスタイルに大きく関わってきますからね。

なぜ、最初のスケートボード選びが重要か?

なぜ、最初のスケートボード選びが重要なのかと言いますと、その後のあなたのスケートボードに大きく影響するからです。スケートボードのジャンルを大まかに分類すると、4つのカテゴリ分けをすることができ、それぞれのジャンルによってスケートボードの選び方が変わってくるからです。

4つのカテゴリとういのは、①「ストリート・スタイル」②「パーク・スタイル」③「フリー・スタイル」④「クルージング・スタイル」といった具合です。クルージング系には、ペニーの様に短く細いスケートボードから、ロングスケートボードといったものまで、全く形状の違うスケートボードがありますが、ここではとりあえず「クルージング系」でひとくくりにしています。それでは、それぞれのスタイルの特徴を見ていきましょう。

ストリート・スタイル
ストリート・スタイルは、みなさんがイメージしているスケートボードのスタイルでしょう。一番人気のあるスケートボードのスタイルで、フラットエリアでオーリー、ショービット、キックフリップ、180°などなど、さまざまな難しいトリックをしたり、キッカー、ボックス、レール、クウォーターなど、アイテムを使用してトリックを決めたりするスタイルです。

基本的に特別なアイテムが必要なく、フラットスペースさえあれば楽しめるストリート・スタイルは人気で、スケーターの80%くらいがこのスタイルなのではないでしょうか(数値は私の主観です)。まあ、スケートボードは自由なので、「パーク・スタイルが主体なんだから、ストリート・スタイルはダメッ!!」とかいう、アホな決まりはないですから、ストリート・スタイルで、クルージングしても全く問題ありません。

ちなみに、世界で活躍している「堀米優斗」選手、「西村碧莉」選手、「織田夢海」選手などは、ストリート・スタイルで活躍しています。といっても、パーク内でも、とてつもなく上手いですけどね。

スケートボードの形状としては、10年以上前は7.75と細目のデッキが流行していたようですが、現在は8インチくらいのやや太目のものが人気があるようです。基本は、7.75~8.3インチくらいですかね。キックやコンケーブに関しては完全に好みの問題です。トリックに影響する部分なので、キックフリップが好きならコンケーブが強めとか…そんな感じですかね。
トラックは、Hi・LoどちらでもOKで、実際プロスケーターのチョイスもそれぞれです。トラックは車高に関係するアイテムなので、滑走時の安定感に大きく係わってきます。また、オーリーのタイミングにも影響があるので、トラック次第でオーリーの感覚が変わります。
ウィールは、路面次第ですね。フルコンクリートで奇麗な滑走面なら、断然ハードウィールがおススメ。スピード性能が格段に違います。路面が荒れているなら、衝撃を吸収するソフトウィールが良いでしょう。また、ご近所に対しての騒音対策なら、ソフトウィールにした方が静かです。
パーク・スタイル
パーク・スタイルとは、ボールという特別な形状の地形で滑ったり、飛んだりするスタイルのことです。ボールは、球ではなく、料理で使うボール…お茶碗の様な半円のセクションです。全方向から入れるミニランプというか…。水を抜いたプールというか…。まあ、そんな感じ~。
全面コンクリートのボールが多いので、私の様なチキンは、かなり恐怖を覚えます。たまーに、木製のボールもあり、ここで転倒しても変わらないくらい痛いのですが、コンクリートだと痛みが増長されているような

つまり、ボールが設置されていないスケートボードパークでは、練習することができません。それに近いのがミニランプで、パークでするトリックなら、ミニランプで練習することが可能です。
また、スノーボードのハーフパイプに近いことから、スノーボードのオフトレとして、ボールやミニランプで練習する人も多くいます。有名なプロスノーボーダーで言えば、前回冬季オリンピック・ハーフパイプ銀メダリスト「平野歩夢」選手。スノーボードのオフトレだけでなく、2020年の東京オリンピックのパーク・スタイルの代表選手として参加します。
パーク・スタイルで使われるスケートボードの形状は、ストリート・スタイルのデッキより太目です。太目の方がより安定するので、Rでターンしたり、トリックするのにかなり有利です。

フリー・スタイル
フリー・スタイルは、キッカー、ボックス、レールなどのアイテムを使わず、フラットエリアでマニュアル、キャスパー、キックフリップ、ドッグウォーク、エンドウォークなど、いろいろな高度な技を競い合うものです。スケートボードを自由自在に扱う様は圧巻で、初めて見たときは、「こんなことができるのか!?」と自分の想像をはるかに超えていました。フリー・スタイルができるなら、ストリート系の競技に出ても十分対応できそうな気がします。実際、フリー・スタイルの選手が、キッカー、ボックス、レール、ボール、ミニランプなどで遊んでいる動画を見たことがありますが、圧倒的に上手い!!スケートボードの特徴として、細目のデッキで、ウィールが極太。スケートボードの側面で立ったりと、かなり特殊な乗り方をするので、デッキの幅と、ウィールの外側の幅が同じくらいになるのが理想的ですね。
クルージング・スタイル
クルージング・スタイルは、上記のスタイルとは全く異なり、基本的には”滑り”をメインにしたスタイルです。サーフィンやスノーボードのオフ・トレーニングとしても人気。ボールに入ったりするスケーターもいますが、ボール内でもほぼ滑走がメイン。中には、スミスなどを繰り出す上級スケーターもみえます。スケートボードの形状はさまざまで、縦長のロングスケートボードから、ペニーのような短く幅が狭いものなど、いろんな種類があります。有名なところでは、Carver、Gravity。

あなたはどのジャンルを選ぶ?

ただ、漠然と「スケートボードをはじめよう!」という感じなら、ストリート・スタイルのセッティングがベストだと思います。当たり前ですが、ストリート・スタイルは問題ありませんし、パーク・スタイルにも対応できるので。クルージング・スタイルもウィールを変えることによって対応できますが、クルージング・スタイルの場合、目的によってはデッキの形状が大きく違ってきます。サーフィン、スノーボードのオフ・トレーニングが目的なら、それに特化したサーフ・スケートを選んだ方が無難だと思われます。まあ、オーリーなど、スケートボードの醍醐味を味わうのは、なかなか難しくなってしまいますが…。

最初の1本をミスると余計な出費が…

これは私のことです。販売店が悪いのではなく、何も調べずに購入した私の落ち度です。だって、ネット通販なんですもの。正直、桜ちゃんがスケートボードにここまでのめり込むなんて、思ってもみませんでした。「スノーボードの練習のために滑るだけでいいや~」という感じで、ネット通販で見つけたコンプリートセットの親子セットというものを注文。口コミの評価も高く、トラックもベンチャー製、そして何より安かったので、「これでいいや~♪」と即決。届いたスケートボードを見てしばし沈黙…「細っ!!」というのが、初見の感想。桜ちゃんはキッズ用スケートボードなので、「こんなものだろう」という感じでしたが、体重75kgで足のサイズ27cmの私には、頼りない感じの細さでした。

当初は、スノーボードがメインだったので「まあ、いいか~」とお気楽だったのですが、初パークでミニランプに挑戦したとき、「これダメなんじゃね?」と、ヘタクソなのを棚に上げて、ネットでスケートボードに関する知識を得ることに。結果、私の体重75kg、足のサイズ27cmだと、7.75インチは細すぎ。それに加えて、ランプをするならば、やや太目の方が良いとのこと。

ネットで調べまくった結果、8.35インチ幅のデッキにすることに決定!!しかし、さらに気が変わり、最終的には8.75インチまでサイズアップすることにしました。ブランドはスケートボード老舗の「PlanB」。届いたスケートボードを見ると、すごく安心感のある大きさで、7.75インチのスケートボードと重ねて比べてみると、その大きさの違いは顕著でした。

実際に8.75インチのスケートボードで滑走してみた結果、「なんか上手くなった気がする♪」と勘違いができるほど、滑走に安定感が出ました。

デッキを変えた結果、トラックも変える羽目に…。というのも、7.75インチのデッキについていたベンチャー製トラックは、幅が狭すぎ。ウィールが中に入りすぎて恰好が悪過ぎ。

ということで、トラックに関する知識もネットで得ました。まず、トラックにはLoとHiがあり、ミニランプが好きになった私にはHiのトラックが合致することが判明。また、ターン性能やオーリーにも影響するようですが、その変は練習でカバー。加えて、インディペンデント製のトラックは、ネットの口コミ評価も高く、8.75インチのデッキの太さにも対応できるトラックが売って今いたのも決め手の一つ。たしか、ベンチャー製のトラックだと、8.75インチだと幅が足らなかったはず。

実際に使ってみた結果、これまたデッキ同様、安定感が増しました。Hiなので、車高が少し心配でしたが、鈍感な私はまったく気になりません。インディペンデント製のトラックにした最大の理由は、ボールやランプに適していて、曲がりやすいと評価されていたからです。曲がりやすい分、不安定だとの意見もありましたが、実際に使ってみると、すごくターンがしやすくなりました。

デッキ、トラックときたら、そのままの勢いでウィールまで変更。コンプリートモデルに付いていたウィールは一番細いもので、パッと見からして不安定。また、デッキの太さにもマッチしない気がしたので、ついでということで、スピットファイアのコニカルイン(サイズの規格)にしました。もとのウィールに比べて1.8倍くらいの太さはあると思います。硬さはアスファルトでもコンクリートでもいけそうな99Aをチョイス。

こんな感じで、何も考えずに最初のスケートボードを選んだ結果、わずか1月ほどで再購入する羽目になりました。コンプリートモデルの12000円が非常にもったいない。ということで、室内でマニュアル練習用として使っています。

ネット通販よりショップのが良いんじゃない?

これは、今回の上記の件もあり痛感しました。たしかに、ネット通販でスケートボードを購入するのと、実店舗で購入するのでは、かなり価格差があります。でも、実店舗で購入するメリットは、その価格差をはるかに上回るのではないでしょうか。特にこれからスケートボードを始めようとしている方にとっては。

まず、上級スケーターなら、何が自分にとって必要なものであるか、ということを知っています。私のように、自分に合わないデッキやトラックなどを購入することはないでしょう。「ネット情報でスケートボードの知識なんて十分得られるんじゃね?」…たしかに、実際、私は2度目の購入の時、ネット情報で勉強しました。でも、今は実店舗で購入しておけば良かったと後悔しています。

なぜ、実店舗で購入した方が良いのかというと、スケートボードに関する知識はもちろん、ネットでは得られない情報が実店舗のスタッフさんたちから教えてもらえるからです。例えば、「あのスケートボードパークは熱い!!」とか、いろんな生きた情報を得ることができます。また、仲良くなってトリックを教えてもらえたり、何らかのサービスをしてもらえるかもしれません。それなら、多少高くても実店舗でスケートボードを購入した方がお得と思いませんか?まあ、アフィリエイト広告を貼っている私からすれば、このサイトからの収益が落ちてたまったもんじゃないですけどね…。

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