本日は高鷲スノーパークにて、JSBAが主催する「Newbies」というハーフパイプの大会が開催されました。
コロナウイルスの感染者が10万人を超え、大会の開催も危ぶまれていましたが、運営者様が尽力してくださったおかげで、無事大会を開催することができました。
ここ最近の雪不足が嘘のように、１月中はたくさんの雪が降りました。おかげでハーフパイプも早い時期にオープンしていただけ、本当に今シーズンは素晴らしい。ここ2年はスーパーパイプが作られるかどうかも怪しかったのに、今シーズンはすでにオープン。北京オリンピックが終了したら、日本のトップスノーボーダーも終結するんでしょうね。
昨年は、平野歩夢、平野海祝、戸塚優斗、冨田せな、冨田るき…といった、超豪華メンバーが勢揃い。顔と名前が一致しないパパ、全く興味の無い桜ちゃん…一緒に写真を撮っていただいたら良かった…顔しらんけど。というか、知ってても、ゴーグル＋ヘルメットで全くわからん。『何かすごいのおるわ～』で終わりましたもんね。
話が脱線しましたので、本題のハーフパイプの大会に戻ります。
大会に参加するために、朝からコロナウイルの抗原検査。昨日も必要で、明日も大会があるので、3回もしないといけません。これだけで「2000円×3回＝6000円」の出費です。マジ・コロナ・ムカつく。
桜ちゃんは”陰性”で、大会に問題なく出場できました。
マイペースの桜ちゃんは、大会の時間が近づいてきても全く気にせず、通常運転。iPadでマイクラのYoutubeを見て笑っています。また、パパもルーティンなど技術的なことは何も言わず、桜ちゃん本人とコーチ任せ。怪我をせずに無事に帰ってくるのが一番です。
7:30から大会受付が始まり、8:00のリフト運航開始になると、選手は皆滑りに行きます。でも、桜ちゃんはマイペース。だら～っとして、9:00になってやっと重い腰を上げ滑りに行きました。一緒に滑るつもりだったのに、パパがトイレに行っている間に一人で滑りに行ってしまいました。
途中、桜ちゃんと合流し、2人で軽くパークを流しました。
2本ほどパノラマリフトで滑ったところで、お腹が空いたというので車に戻りおやつタイム。
桜ちゃんが菓子パンを食べている間に、パパは桜ちゃんのスノーボードのメンテナンス。ロトブラシのボアで汚れを落とし、さらにナイロンのハードで念入りにブラッシング。ファイバーテックスでワックスの粉を拭き取った後、VOLAのリキッドワックスを塗ります。そして、仕上げはVOLAのレーシングワックス。合計10000円を超えるワックスです。
しかし、当の本人である桜ちゃんは『よく分かんない～♪』と、まったくワックスの違いを気にしていません。
軽く山頂から2本ほど滑り、9:40に小休憩。桜ちゃんもパパも小腹が空いたので、早めのオヤツタイム。
まったりとハイエースで休んだのち、10:35に始まる公開練習のために、ハーフパイプのスタート地点へ移動。
コロナウイルス感染防止のため、スタート地点に入れるのは選手とコーチのみ。
パパはハーフパイプの下部で観戦。
昨晩、ネットで参加者の情報を調べたところ、桜ちゃんが最年少のようで、スノーボード経験も1番少ないよう。中学生も参戦しています。
大会において、年齢・経験なんて関係ない‼️ということで、思う存分に楽しむように伝えました。
公開練習がいよいよスタート。おそらく、パパの方が緊張していたはず。ただただ、怪我をせずに帰ってくることを願っていました。
公開練習1本目。インディ、トゥイーク、ウェドル…と、スピン無しのエアーのみ。ハーフパイプのチェックをしていたのでしょうね。
2本目。一発目のフロントサイドエアーがかなりぶっ飛んでました。しかし、その高さにビビった様子で、次のエアーは減速。今回もエアーのみで、スピンは無し。
3本目。2本目の一発目でビビったため、体の開きが早い悪い癖が出てしまい、低めのエアー。今回はフロントサイド360とキャブ360を披露。しかし、1本目が気になります。
この時、桜ちゃんは優勝争いをするだろうと思いました。ただ、学年が一つ上の子で、高さはないけど安定感があるのが気になりました。おそらく、この子と一騎討ちになるだろうと。
公開練習が終わりついにファイナルがスタート。怪我をしないように祈るのみ。
気になる子は桜ちゃんより先にスタート。安定感があり、グラブをきっちりきめてブレがありません。フロントサイド360でも、しっかりとグラブしていました。
桜ちゃんの1本目。やはり、一発目のフロントサイドエアーに迷いがあり、体が早く開いてしまいました。公開練習の2本目の高さがあれば勝てるのに…。
また、フロントサイド360にグラブが入っていません…。高さはまずまずでしたが、安定感とグラブの長さで負けている…。
気になる子の2本目。1本目とルーティーンを変えてきましたが、1本目の方が良かった。
桜ちゃんの2本目。最後のチャンス…。
ルーティーンは同じで、1本目よりやや良かった感じ。”勝てる‼️”とは言い切れない状態でした。普段ならもう少し高さがあるのですが、もったいない。
結果はやはりダメでした。
でも、最年少でがんばったので、2位でも誇らしいです。桜ちゃん自身はかなり悔しがっていましたが。
負けるのも良い経験。未来につながる大切なことです。
