いきなり寒くなり、栂池高原スキー場では雪がちらつくほど。
明日からは日本最速でスノーパーク・イエティがオープン。
ついに待ちに待った2022/23年スノーボード・シーズンがやってきました。
桜ちゃんはスノーボード・ハーフパイプの競技者。
2022/23年シーズンは、小学4年生、5年生、6年生女子の部で戦います。
現在、小学4年生の桜ちゃんは、そのカテゴリーで最年少。
年上の子たちはさすがに上手いです。
でも、桜ちゃんは負けず嫌い…。
どうしても優勝したいということで、今、愛知クエストで一生懸命バックサイドスピンの練習をしています。
現状の桜ちゃんの持ち技は以下の通り。
- フロントサイドエアー
- バックサイドエアー
- フロントサイド360
- バックサイド360
- キャブ360
- スイッチバック360
- フロントサイド540
昨年の小学3年生までなら、これで十分でした。
しかし、6年生が加わってくると話が違います。
2021/22年シーズンなんて、6年生の女の子がフロントサイド900をしていましたもの。
しかも、シーズン終了間際の高鷲スノーパークの春キャンプで、フロントサイド1080からキャブ1080を練習している子まで…。
2021/22年シーズンは別格ですが、今回もフロントサイド720くらいできる子はいると思います。
桜ちゃんもシーズン後半になればフロントサイド720くらい回せるようになると思いますが、問題はバックサイドスピン。
最初はバックサイドスピンの方が得意だったのに、フロントサイドスピンをマスターしてからはかなり下手になってしまいました。
愛知クエストでバックサイド360を教えてもらったその日に、バックサイド720で着地できるくらいだったのに…。
まあ、腕をぶん回して回っていましたが。
180、360までは良いのですが、540から体をくの字に曲げ、頭が大きくスノーボードからズレた状態で回そうとします。
感覚的にその方がよく回れると思っているのでしょうね。
また、エッジ操作が雑で、リップを抜ける手前で急激に踏み込む癖もあり、バランスをよく崩します。
動画を見せて説明すると、頭では理解しているのですが、その変な感覚が抜けない様子。
仕方が無いので、ラインを膨らませずに、ほぼストレートでアプローチさせると割と良い感じになりました。
スピントリックにライン取りが大切なのは分かりますが、私が若いころろは、大きなキッカーでもリップ幅が狭く、ラインを取る余裕なんてありませんでした。
プロが集う関温泉スキー場でも、皆直滑降でスピードを出して、そのままスピントリックをしていましたし。
おそらく、1440以上回さないなら、ストレートのアプローチでも十分ではないのかな?
ラインを取って高回転スピンをすると、子供は筋力がないため、桜ちゃんのように上半身で無理矢理回してバランスを崩しそう。
さらに桜ちゃんはハーフパイプの競技者ですから、ストレートのアプローチでスピントリックをしても良いような気がします。