スケートボードのデッキの選び方

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スケートボードのデッキ選びは最重要といえます。スケートボードを始めるにあたって、まず悩むのがデッキ。これをミスってしまうと、後々の成長に大きくかかわってくるのは間違いなし。実際、細いデッキと太いデッキでは安定感が全く違います。とはいえ、デッキはスケートボードの顔であり、あなたのセンスを表現する一番のアイテム。スケートボードの一番のオシャレです。正直、デザインのみで選びたいとも思ってしまうこともあります。

デッキはスケートボードで最も重要なパーツ

デッキは、スケートボードをくみ上げていく中で、一番重要なパーツです。どんなスケーターでも、ウィールから選んでいく人はいないと思います。なぜなら、デッキは唯一自分の体と接触しているパーツだから…たぶんね。

デッキの太さ

私がスケートボードを初めてしたのが高校生…今から28年前のことになります…あぁ、年齢がバレた。その当時、デッキの幅に違いがあるなんて全く知りませんでした。せいぜいノーズとテールのキックの角度が違うくらいだろうと思っていましたね。だって、今みたいに選べるほどたくさんのスケートボードが売られていなかったし…。たしか、当時はハガキくらいの大きさのチラシにスケートボードのカタログが載っていて、電話注文だったはず…。スケートボードを今年、27年ぶりに初めて、その種類の多さにビックリ!!ブランドがいっぱい!!サイズがいっぱい!!下記にデッキのサイズの特徴などを説明していきます。

7.5〜7.625inch

10年以上前のスケーターには一番人気があったデッキサイズ。現在では男性スケーターの使用率は少なく、主に女性、子供が使っているようです。理由は簡単で、軽くてコンパクトなので、力の無い方でもオーリーしたり回したりと、操作が楽だから。

7.75〜7.875inch

まだまだ細目のデッキサイズですが、クイックな動きができるので、操作性を求めるスケーターには人気があるサイズ。また、力の無い女性でも少ない力で取り回しができます。

8.0〜8.125inch

ストリート系スケーターには一番人気のあるデッキサイズ。やや幅が広いので、安定感があるし、男性の力なら問題無く扱えます。スタンスが容易に整えられ、スピードに乗せやすく、安定感もそこそこ。

8.25〜8.375inch

ストリートからパークまで、オールラウンドにこなすスケーターに人気のデッキサイズ。海外ではもっとも人気があります。高速でRを攻めるなら、これくらいの安定感があれば安心。初心者にはやや大きめかもしれませんが。

8.5inch~

なかなかこのデッキサイズを使っているストリート系スケーターにはお目にかかりません。というか、もはや尊敬されるほどのサイズかも。デッキが太くなる分、重量も増します。そのため、回し系のトリックに力が必要となり、難しくなるとの意見もチラホラ見ます。

太いデッキは安定度がアップ!!

太いデッキの安定感はすごいです。7.75インチから8.75インチにサイズアップした私は、サイズ変更したすぐにミニランプでのインターフェイキーが怖くなくなりました。だって、安定するんだモン。しかも、細いデッキのときは、嫌というほどミニランプのRでまくられて、すごく痛い思いをしていました。それが、太いデッキに変更したら、失敗が7.5割減…もっとかな?大げさに言っているわけではなく、本当に違いました。

1インチは約2.54cm。たったの3cmにもみたないほどですか、その影響は絶大です。もし、あなたが男性の平均サイズの身長・体重ならば、8インチオーバーのデッキで良いのではないでしょうか。女性ならば、7.75インチ程度で。まあ、手にした感覚で「これでイケそう!!」という直感に頼るのもアリですね。

太いデッキは重い???

そりゃー、細いデッキに比べたら、太いデッキの方が重量は増します。当然ですよね。でも、デッキを持った感じ、そんなに差は感じられないなー。私が鈍感なだけなのかなぁ?

1kgとか違えば相当なものですが、たかだか木製のデッキ、そんなに違うわけはありません。初心者なんだから、太くて重量のあるデッキを選び、安定感のある滑りのが良いのではないでしょうか(私の主観)?

太いデッキは回しにくい?

ネットの意見ですが、太いデッキは滑走するにあたり安定性は増しますが、重さがアップする分回し系のトリックが難しくなるとのこと。本当にそうでしょうか?分かる気もしますが、重い分遠心力が…、慣性の法則がゴニョゴニョ…と、意味不明なことを考えつつ、ネットでいろいろ調べました。すると、海外のプロスケーターが、7.5~9インチまでのスケートボードを使い、キックフリップの難易度が変わるか検証しているYoutube動画に出会いました。結果、変わらないとのこと。むしろ、9インチの方が回しやすかったようなことも言ってました(あくまで、そのプロスケーターの感覚)。

まあ、上手なスケーターなら、どんなサイズのデッキでも問題ないのでしょう。重量が増すといっても、1kgも増えるわけではないですし、そんな微妙な違いをヘタクソスケーターが分かるはずもない!!と、身のふたもない結論が出ちゃいました。ようは、「精進せよっ!!」ということ。練習練習!!

キックって何ですか?

キックとは、デッキの前(ノーズ)と後(テール)の反りの角度の強さのことをいいます。反りが強いことを「キックが強い」という風に表現します。デッキを選ぶにあたり、このキックの強さも重要となってきます。

キックの強さに一番影響を受けるのが”オーリー”。スケーターならだれもが憧れるトリックで、習得にはけっこうな時間を要します。キックがどのようにオーリーに影響するかというと、キックの強さでオーリーの高さが変わってくるのです。正確には、オーリーでの高さの出しやすさ。キックが強ければ強いほど、デッキと地面の距離が離れるので、テールを地面に当てるのにより強い力が必要となります。また、キックの強さに合わせて、デッキが上に傾く角度が急になります。このような理由で、より高いオーリーが可能となるのです。

逆に、キックが弱い場合、デッキと地面の距離が短くなるので、テールを叩く力が弱くて済みます。また、キックが弱いために、デッキが上に傾く角度も弱くなります。つまり、オーリーで高さを出しにくくなるということです。ただ、少ない力でオーリーができるので、初心者にはキックが弱い方がオーリーがやりやすいかもしれませんね。

コンケーブって何ですか?

デッキは完全にフラットになっているわけではなく、若干、真ん中部分が凹んだ形になっています。この凹んでいることをコンケーブといいます。この説明ではちょっとわかりにくいですかね…どうやって説明すべきなんだろう?え~と…、つま先側と踵側が盛り上がっていて、土踏まず辺りが凹んでいるということ。つまり、竹を半分に割ったような感じです。

コンケーブが強いほど、足がデッキにフィットしやすいので、足の位置がズレにくくなります。また、キックフリップがやりやすいとも言われています。反面、スタンスを頻繁に変えたりすることがやりにくくなってしまうというデメリットがあります。

コンケーブはそれほど細かく気にするほどではありません。大体のデッキが微妙な差しかありませんから。でも、極端にフラットなものや、凹みがきつ過ぎるものだけは避けた方が無難でしょう。

どっちがノーズでどっちがテールなの!?

これ、私も知りませんでした。正直、前後全く同じ形状になっていると思っていましたもの。

ノーズが前で、テールが後。この意味は分かりますよね?では、全く同じように見えるノーズとテール。どうやって見分けるのでしょうか?基本的に、ノーズは長くてキックが強めで、テールは短くキックが弱めだそうです。

もしも、テールとノーズを瞬時に見分けたいならば、ノーズ側のビスだけ色違いにしたりするのが、簡単で分かりやすいでしょう。実際、そのようにくみ上げてあるコンプリートモデルもあります。

やっぱりデザインでしょ!?

好きなデザインのデッキに乗っていればテンションが上がりますっ!!上記で、デッキの幅が~、キックが~、コンケーブが~、といろいろウンチクをたれましたが、結局はコレっ!!「好きなデザインのデッキが一番!!」…たぶんね。ぶっちゃけ、太いデッキを使ったからと言って、初日からボールで颯爽と滑れるわけではありません。キックの強いデッキだからといって、縦コーンをオーリーで越せるわけがありません。コンケーブが強めだからといって、キックフリップができるわけでもありません。所詮、初心者は初心者、フラフラです。

ある程度自分の体系に合わせ、後はデザイン。やっぱりコレでしょっ!!

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