スケートボードのベアリングの選び方

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ベアリングとは、ウィールとトラックに深く関係する部品で、ウィールの回転スピードに深く影響します。ウィールの値段はピンキリで、高いものに至っては15000円以上するものまであります。やはり安いベアリングは値段通りで、高級ベアリングにはかないません。

ベアリングとは?

ベアリングは、ウィールにはめこむもので、ウィールの回転に大きく影響します。というのも、ウィールをトラックに装着すると、ベアリングがトラックに接触するからです。ベアリングの内部には小さな玉が入っており、この玉の性能により、ベアリングの回転力が大きく違ってきます。やはり、安物ブランドは「安かろう悪かろう」で、この回転力が非常に劣ります。

ベアリングの3大メーカー

ベアリングの代表的なブランドは、ボーンズ、ブロンソン、ニンジャの3ブランド。ニンジャはその名の通り、日本のメーカーです。ボーンズが圧倒的なシェアを誇り、他の2社がしのぎを削っているという感じ。同じ価格帯のベアリングだと、それほど大きな差は見られません。たんなるメーカーに対する好みくらいのものです。ですが、高額なベアリングとなると、ボーンズが人気で、もちろん性能も抜群に良いそうです。

ボーンズのベアリング

スケートボードのベアリングでは、最高品質として一番人気があります。質は高いが値段も高い、でも、最も信頼のおけるブランド。絶対に壊れず、軽さも最高クラスで、メンテナンス不要な「セラミックス」。15000円を超える、超高級ベアリングですが、安価なベアリングを度々交換することに比べたら、安くつくかもしれません。ミドルクラスに君臨する「スイス」、安価で信頼性の高い「Bones Red」と、値段に応じた性能を持っているベアリングが発売されています。Redは3000円くらいのベアリングですが、オイルタイプなのでこまめなメンテナンスが必要となってきます。最初の出費は大きいですが、長期的な使用を考えるなら、セラミックスが最も良いチョイスといえるかもしれません。

ニンジャのベアリング

ニンジャはその名の通り、日本製のベアリングです。日本のベアリングは高品質であり値段が安いということで、世界的に有名です。3500円くらいのベアリングが人気で、壊れにくく安心して使えるので、日本では有名なブランドです。Bones以外である程度の質のベアリングを装着したいなら、ニンジャで十分。

ブロンソンのベアリング

Bonesのベアリングは世界トップレベルですが、近年、ブロンソンも人気が出てきました。求めやすい価格設定に加えて、高い性能のおかげで、ハイクラスベアリングとして認知されてます。知名度は先にご紹介した2ブランドに劣りますが、性能はBonesのスイスに匹敵するものもあるそうです。

オイルベアリングとグリスベアリング

ベアリングには、「オイルベアリング」と「グリスベアリング」の2つがあります。

【オイルベアリング】

オイルベアリングは、円滑剤としてベアリング内部にオイルがさしてあります。値段はお手頃ですが、オイルベアリングはメンテナンスが必要となり、少し面倒。ベアリングの滑らかさが失われてきたら、ウィールからベアリングを外し、専用のクリーナーや自動車用のパーツクリーナーなどで汚れを落とします。そして、タオルなどでしっかりとふき取りをします。最後に、ベアリングの蓋(リテイナー)を開け内部にオイルを1~2滴さします。あまりオイルをさしすぎると、ゴミを吸着しやすくなるので気を付けましょう。オイルをさし終わったら、ベアリングを回転させてオイルをなじませるのをお忘れなく。

【グリスベアリング】

グリスベアリングは、半永久的に持続するグリスオイルを使っているので、メンテナンスは不要です。外部からの衝撃により壊れるまで、ずーっとその性能を持続することができます。気を付けなければならないのは、オイルをさすと故障の原因になるということ。せっかくメンテナンスフリーなのに、オイルをさして壊してしまうなんて、バカみたいなことにならないようにしてください。

高級ベアリングとその性能

安いベアリングだと、オイルタイプのベアリングとなるので、最高の状態で使い続けようと思うと、定期的なメンテナンスが必要になってきます。メンテナンスはそれなりの労力を要するので、それが苦にならない人には良いでしょう。しかし、いい加減な人の場合、メンテナンスを怠って、ベアリングを壊してしまうかもしれません。そうなると、逆に高くついてしまうことも。

高価なベアリングはグリスタイプのものが多く、メンテナンスをする必要がありません。しかも、耐久性にも優れているので、そうそう簡単には破損することはないでしょう。そう考えると、安いものを何度も交換するより、最終的にはあ安く済むかもしれません。

工業用ベアリングは激安?

ネットで検索していると、工業用ベアリングをスケートボード用に使用している人の記事を見かけたりします。たしかに、安いです。でも、激安とも思いません。メンテナンスが必要ですし、耐久性に不安があるので、度々交換しなくてはいけないかもしれません。

実際、私もネットで評価の高かったNTNの工業用ベアリングを使用したこともあります。そこそこ滑りはしたものの、ネット評価ほど滑走性能は良いものとは思えませんでした。ネットではBones Swissに匹敵すると書かれていましたが…。

私の感覚だと、走りだせばそれなりに回転しましたが、ミニランプでパンピングしたときなどは、力が伝わるまでにタイムラグがあるような感じ…というか、一瞬ブレーキがかかったような感じで、力が滑らかに伝わっていませんでした。その後、「DrivE Skate Park」のオーナーさんおススメの、レビテーションという日本のブランドで、ABEC7のオイルタイプのベアリングに交換したのですが、その性能差に驚きました。パンピングのパワーがすべて伝わる感じで、加速性能が段違い!!むしろ速すぎて、怖いくらい。価格は7500円と安くはなかったですが、オーナーさん曰く、メンテナンスしなくても3年以上は余裕で持つとのことで、実際、オーナーさんもそんな感じで3年以上使っているそう。もちろん、桜ちゃんのベアリングも同じものにしました。

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