昨日は、山梨県カムイみさかスキー場で開催された『SAJカムイみさかオープン2021スノーボード・ハーフパイプ』に参加してきました。
大会ということで、ハイエース車中泊はせずに”コンフォートイン甲府”に2泊3日で滞在。
いきなりですが、大会結果は見事に優勝🏆
昨年の2月中頃から始めたハーフパイプ。
もともとはスロープスタイルだけでいく予定でしたが、ハーフパイプ歴1日目でスーパーパイプに臨むその度胸と、順応性の高さから、ハーフパイプにもチャレンジ。
親と離れて寝れないため合宿参加ができなくて、満足な練習はできませんでしたが、コーチや仲間に助けられこの1年間でかなり成長しました。
カムイみさかでは午前の部の3時間、愛知クエストでは1時間半くらいと、かなり練習量は少なめですが、集中力がスゴイ。
今大会でも、前日に午前中のフリー練習と、午後から公開練習がありましたが、疲れたから午後はキャンセル。
選手たちが真剣な面持ちで室内ハーフパイプに向かっていく中、桜ちゃんは任天堂スイッチでマイクラ。
大会受け付けを済ませて、コンフォートイン甲府に戻り、学校の宿題をササっと済ませて、再びマイクラ。
試合当日の朝、桜ちゃんの体調はバッチリ…パパのイビキで何回か目が覚めたそうですが😮💨
早く帰りたかったのに、何故か小学生の部は午後から。
ウチを含むほとんどの方がスケジュールを把握しておらず、朝8:00ころに集結…公開練習12:40、大会14:00スタートだったので、5時間近く駐車場で待機。
スケートボードをする子、ドッヂボールをする子達など、思い思いに時間を潰している中、桜ちゃんは宿題とマイクラ。パパはお昼寝。
公開練習は12:40なのに、早く練習をするために12:00は入り口に集結して並んでいました。
結局、皆均等に練習時間を与えられたので、並ぶ必要はなかったのですが。
小学生といえど、考えて行動し、真剣に取り組んでいるんだなと関心。
緊張して落ち着かない子、大会が楽しみで嬉しそうな子、勝つために真剣にイメージする子たちがいるなか、桜ちゃんは超マイペース。
ルーティンに口出すつもりは全くなく、『天井にタッチするくらい飛んで、ダブルコーク1440でもしたら、勝てるんじゃない?』と、他人事のパパ。
9歳とはいえ、自分でプロになると決め、競技にも参加することにしたのだから、勝つために自分で考え、行動すべきと思うからです。
もちろん、桜ちゃんの夢のサポートはします。
まあ、大会前にアレコレ言って困惑させたくないし、普段通りに振る舞えば、桜ちゃんもフラストレーションはたまらないでしょう。
公開練習の時間が来て、内部に入ると、そこは極寒の世界。
選手は興奮して体を動かしているから暑いようですが、選手を見守る親たちは真冬の雪山スタイル。
パッと見、かなりアイシーでリップが立っている様子。
1番最初に練習を始めた子の着地音が、パーン!と響き渡ります。
かなりのアイスバーン。
午前午後と競技があるので、コンディションを保つ為に硬く仕上げたんでしょうね。
リップの立ち具合は選手によっては苦戦している様子。
普段もう少し高さのある知人の女の子も手こずっていました。
薄暗いので、桜ちゃんがドロップインしたのを見逃すところでした。
一発目はインディグラブのストレートエア、バックサイドの壁は高さのあるトゥイーク、フロントサイド360インディグラブ、最後にキャブ360。
いつも練習しているルーティンで、高さも悪くない。キャブ360はグラトリに近かったけど、問題なし。
2本目の公開練習は、二発目のバックサイドの壁へのアプローチがスピードオーバーしたようで転倒。
心配でしたが、すぐさま立ち上がりフロントサイドの壁へ。
桜ちゃん自身は気にする様子もなく、パパと言葉を交わすことなく再び上部へ。
そして、運命の瞬間。
桜ちゃんは小学校3年生女子の部で、スタートは1番最後。
桜ちゃんがドロップインしたときは、祈りました。
勝って欲しいというより、興奮せずに無理をせず、転倒し怪我をしないように。
パパの心配は全く無駄に終わり、万々歳。
公開練習通り、安定したトリック。
高さがあったので、優勝を確信しました。
あと、2本目なくてもいいやん!とも。
2本目は、男子の1本目が終わってからということで、けっこう待ちました。
桜ちゃんの前の子達が演技を終え、今のままなら優勝できるから無難に…と思ったけど、桜ちゃんは本気モード。
ルーティンは1本目と同じでしたが、最後のキャブ360で尻もち。
高さがあり、グラブもしっかりとしていたので、この時点で優勝を確信。
桜ちゃん自身も、どこかで得点を聞いたようで1番になったことをしっていました。
優勝したのに全くはしゃがない桜ちゃん。
男子高学年のエアーの高さ、トリックの難易度に遠く及ばなかったのが悔しかったそうです。
『優勝は嬉しいけど、男子に負けた〜!』とのこと。
昔、ショーン・ホワイトに勝つと言っていたのは、本気のようですね。顔知らんくせに。